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リサイクル業界のはてな?を『あらきのぶゆき』がぶっちゃける!第3話【全4回】
第3話 『知らなきゃ損する【正しいごみ処理の方法!】解決するにはこれしかない。』
前回の第2話では、プラごみの輸出停止や、人件費・処理費用の高騰による【廃棄物処理料が2倍】にもなっているという話をしました。
忘れてしまったという方はこちらから
第1話 【他人事じゃない事実!】世界中を取り巻くリサイクル業界の実態
第2話【まさかの2倍!?】ビックリするほど跳ね上がった廃棄物の料金。
高騰の原因は【混合廃棄物】によるもの
今回は、処理費用の高騰にどのように対処していく必要があるかを詳細に説明していきます。
現在、産業廃棄物の処理に使われているのは、2㎥ダストボックスという鉄でできた箱が主流です。工場や工事現場、企業などに、ダストボックスをレンタルして設置し、ごみを詰め込んで回収します。
ちなみに荒木商会のダストボックスは、分厚いアルミにメッキ加工してあるので長持ちします。
このダストボックスへの廃棄物をきちんと分別することが、混合廃棄物を減らし、処理費用を削減する一番の近道です。
実はこの、ダストボックスに一緒くたにされた(混載された)廃棄物によって、非常に『もったいない』思いをしている事業者さんがなんと多いことでしょう。
『もったいない』理由は次の通りです。
①かさの大きいモノばかりを入れるとすぐにいっぱいになってしまいます。
⇒整理して、分別して入れることでもっと効率よくボックスを一杯にすることができます。
②ダストボックスの中身には『有価物』がいっぱい混ざっている可能性も。
⇒一緒くたにしてしまえば、リサイクル業者の思うつぼ。分けるとそれは有価物(売れるモノ)です。
③重たいモノから軽いモノまで一緒のシステムをまだ使っているなんて。
⇒荒木商会の新しい回収システムは、まだまだムダを省いてコスト削減につなげます。
※シリーズ第4話で詳しく説明します。
このように、もったいない回収方法を現在もまだ行っている事業者さんは、是非すぐに改善をおススメします。
今後ますます廃棄物処理費が上がっていく可能性があります。
廃棄物の混載を無くす、具体的な分別の方法
- 建設系または解体工事などから出る木くずは、その他の廃棄物( 紙くず、廃プラ、繊維くず、金属くず、がれき類、ガラス・コンクリート・陶磁器くず等 )とは、分別しましょう。
- 建物解体工事や内装解体工事、店舗解体工事、原状回復工事等で発生する石膏ボードは、現在回収をストップしています。石膏ボードや塩ビ素材の廃棄物は分別しましょう。
- 金属くずは金属くず、ダンボールはダンボールで分別しましょう。
※持ち込みの場合も同じ事ですが、リサイクル業者の分別の手間が省かれれば、その分処理料金を安くすることができます。単品で依頼または持込が不可能な場合でも、品目ごとに分けて、リサイクル業者が単品目で数量の測定が出来る用に積み込みしてあれば、全体的に処理単価を抑えることもできます。
そうは言っても、実際に仕事の中で一個一個気にしながら分別するのは、作業効率は落ちますし、正直面倒臭いことでもあります。そこで荒木商会では、現在のダストボックスから新たなボックスを活用しています。
リサイクルは世の中ではなくてはならない存在となっています。廃棄物の中から再利用できるものを再利用します。しかし、本来は廃棄物自体を減少させなければいけません。『大量生産・大量消費・大量廃棄社会』から『循環型社会』の実現が必要です。
現状の2㎥ダストボックスの無駄を省く、新しい【1立米バルクコンテナ】でキロ単位処分へ、これが荒木商会が始めている新しい廃棄物処理の方法です。