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【メディア掲載第2弾】サイボウズさんに取材→記事にしていただきました!

日記 2024.03.15

先日取材して頂いた、サイボウズ株式会社の岩本さんの記事第2弾をお届けします!

第2弾

【障がい者雇用②】環境問題や雇用の問題に取り組むダイバーシティ経営「荒木商会」

~障がい者雇用で一緒に~

https://note.com/mocchi_0808/n/nee98048d461a?fbclid=IwAR1NVGNw7JHR5g7Q7KZoxm29dICfDTHpXZ3j7-BKFtFhXm7SVEEc6WMsJ8o


■最初に



富山県でリサイクルやごみの利活用をしている、荒木商会
A型事業所もやっていて、多様な人が共生する社会をつくっていきたい想いを聞いてきました。

前回は取り組んでいることについてお話しました。
今回は、障がい者雇用の取り組みについてお伝えします。

〜荒木商会〜
Webサイト:https://www.araki-syoukai.co.jp/
Youtube:https://www.youtube.com/@arakisyoukai

~はたらくよろこび(A型事業所)~
Webサイト:https://hataraku-yorokobi.jimdofree.com/

目次

  1. ■最初に
  2. ■障がい者雇用で一緒に
  3. 〇企業理念
  4. 〇ダイバーシティ経営
  5. 〇はたらくよろこびでも適材を見つけて欲しい
  6. 〇障がい者雇用で最初に入社した人の自立
  7. 〇なかなかうまくいかなかった時期
  8. 〇それでも一緒に働きたい
  9. ■最後に
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■障がい者雇用で一緒に


〇企業理念


会社の方向性が何かというと、会社の企業理念に
子どもたちが安心して過ごせる未来への貢献
というのがあります。

これは何かなって思った時に、
僕たちは、環境ビジネスだから、
まずは、ゴミをなくすとかリサイクルを増やしていくということが、
将来的に子供たちが、安心して過ごせるみたいとつながる。

そう思っています。
そこだけではなく、
「ゴミのない社会の実現」をしよう
ということがうちの会社のビジョンです。

もう1つは
「誰もが安心して働ける共生社会の実現」
をしなきゃいけないと思っていて、
最終的に理念に繋がっていくと思っています。

この二つを会社の軸にしいます。

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〇ダイバーシティ経営


多様性というところでは、
社員のみんなにダイバーシティ経営と言っています。

ただ、ダイバーシティ経営ってなんだろうな。

なんか

多様性っていう受け入れ方をして、それでいいのではなく
その多様性に合わせて、その人たちの適材っていうのをちゃんと見て、
その人たちがちゃんと能力を生かせるような環境を作る

っていうところに、ちゃんと成長するっていうところまでつなげていかないと、
ダイバーシティが、なんかかわいそうな人を受け入れるみたいな、
言葉の表現になってしまわないように、思っていて、
社員のみんなに発信しているメッセージです。


〇はたらくよろこびでも適材を見つけて欲しい


現在、A型事業所の「はたらくよろこび」では、
メインとしての業務は、荒木商会で回収したガスメーターやパソコンなど、

工場にとても入ってきている状態です。
その物品の解体・分別が主な仕事になります。

だけど、僕的にはいろんな仕事を増やしてあげて、
その人の適材を見つけてってあげなきゃいけないと感じています。
これだけやってくださいというのでは、もったいないなと思っています。


だから今、別の工業の作業だったり、解体や分別したものを、リユースとしてオークションで売ったり、PCの入力が早い子がいるので、そういったこともしてもらっています。


あとは、農業の方にも、ちょっと力入れたいなと思っていて、
今施設外で農業に行かせてもらってもいます。

施設外の農業はお手伝いですが、ちっちゃい畑を持っているので、
自分たちでキャベツを作ったりしています。


農業はやっぱり福祉とすごく合っている気がします。

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〇障がい者雇用で最初に入社した人の自立


荒木商会は、A型事業所とは別に、
荒木商会として障がい者雇用もしています。
現在は、3名の方が働いています。

最初に入ってくれた人は、知的障がいで、
支援学校を出てから入社されたそうで、10年目です。
そして、最近やめてしまったんですよ。と、荒木さん。


とても能力が高い子で、大型免許とユニックの免許を自分で取ってきたんです。


そして、その仕事を荒木商会でさせてほしいって相談されたのですが、
荒木商会では難しかったので、
その子が自ら、免許を活かせる仕事を探してきて、最近退職しました。
「自分の想いに素直なんですよねー」

と、嬉しそうにお話くださいました。


〇なかなかうまくいかなかった時期


やっぱり、なかなかうまくいかない時期もあってですね。
と、荒木さん。

いじめが起きてしまったりとか、
何人か入社してもらったけれど、なかなか続かなかったりとか。

精神障がいの人も、はたらくよろこびのA型事業所から、
何名か入ってもらったのですが、いろいろな問題もありました。

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〇それでも一緒に働きたい


うまくいかなかった時期もありましたが、
それでも一緒に働きたいという気持ちが大きいです。
そこにはこんな理由もあります。


障がい者雇用をしたことで、
会社の方向性が明確になったと荒木さんはいいます。


その人を採用することで、社会にとって大事なことは何か、
ということをすごく考えさせられて、
それを今、会社のビジョンに落とし込むことができました。


あと、採用基準も明確にする機会となりました。
いじめがあった時に、
ちゃんと調和と成長っていうのを大事にできる人を採用して、
調和と成長を大事にできる会社作りをしないといけない。


過去の失敗を未来に活かそうと、考えを明確にしていきました。


あと、職場環境づくりが結構大きく、
ちゃんと人の強みとか、得意とか好きとかっていうのを見て、
適材適所の配置をしていくことも、わかってきた
ので、
今までは、この仕事しかないよ。みたいな感じで言っていたのですが、

障がいを持っている人が来た時に、
この人の強みって何かなっていうのを考えるようになったことをきっかけに、障がいがあってもなくても、関係なく、
みんな得意不得意はあるので、
仕事もそうですが、生きていく中で、自分自身が楽しくあってほしいと思うようになりました。


例えば自分も、一日中事務所で伝票処理をやってくださいってことは耐えれないので・・・。

そして、基準ができていくに従って離職者が減ってきたっていうのもあります。
と、お話いただきました。


■最後に


最後までありがとうございました。

最初に障がい者雇用で入社した人が、やりたいこと、好きなことを見つけて
成長して、自分で資格を活かせる仕事を探してきたとお話する荒木さんは、
とてもその方を誇らしく思っているのが伝わりました。

適材適所と考えていても、仕事の幅を広げていくことは大変なチャレンジだなと思っています。
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次回は、難民の方の受け入れについてお伝えします。
次回も見てもらえると嬉しいです。

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