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【シリーズSDGs】ゴール① 貧困をなくそう -三方良しの考え方-
荒木商会では、SDGsをシリーズ化してそれぞれのゴールを考えていくと共に、弊社での取り組みに紐づけて、ご紹介していく事にしております。また社員と共有することで、会社が向かう方向性の理解と、意識づけ、行動の伴う実践として取り組んでまいります。
【シリーズSDGs】
◎ゴール①『貧困をなくそう』
【シリーズSDGs】一つ目のゴールは『貧困をなくそう』です。
一見すると、日本には関係のなさそうなゴールですが、前述の通りに関係のないテーマなんてありません。SDGsは全てが繋がっていて、一人一人が目標達成に向けて考えて、行動することが大切です。
『貧困をなくそう』とは、
経済格差が少なくなり、誰もが幸せになる可能性がある未来を創る。
ことが目的です。
世界的にみても日本は先進国であり、決して貧しい国とは見られていないでしょう。
しかし、意外にも日本においても貧困が増加している事実があります。
貧困には次の二つがあります。
『絶対的貧困』
絶対的貧困とは、食料や家、寝るモノ(衣食住)などの人間が生きるために必要な最低限のものがない状態の事で、これらを購入するだけの所得がない人々を言います。世界人口の10人に1人(およそ7億3400万人)が絶対的貧困と言われています。世界銀行では、1日1.25ドル未満で暮らす人と定義されています。
『相対的貧困』
相対的貧困とは、その国の平均所得半分に満たない状態の事で、日本では子供の貧困が問題になっており、学校のクラスで例えると7人に1人の子供が該当します。35人のクラスなら5人が相対的貧困に該当します。
新型コロナウィルスの影響もあり、世界中ではますます貧困に陥る人々が増加するのではないかと言われています。
◎三方良しの考え方
荒木商会の経営理念は次の通りです。
当社は、『調和』と『成⾧』により社員の物心両面の豊かな人生の追求の実現を目指します。そして、お客様へ最善の価値を創造し、商品やサービスの向上を図ることで安心と感謝を届け、地球環境と有限な資源を協力会社と共に守り、子供たちが安心して過ごせる未来へ貢献し続ける『三方良し』経営を追求し続けます。
三方良しとは、自分さえ良ければいいという考えを持たないことが大切です。
世の中でいう貧困とは、上記で上げた絶対的貧困を指すことが多いと思います。
学校に通えない子供たち、食べるモノにも困っている人たちが世の中にはたくさんいます。
そういった世界中の人たちへの支援を個人で行うことには無理があります。
しかしもっと身近なことでできることはたくさんあります。
日本という国以外でも、たくさんの国や人々が困っていることを知ることからSDGsは始まります。
例えば学校、会社、社会の中で困っている人がいたら率先して助け合うことが必要です。
見て見ぬふりをするのではなく、関心をもって、話を聞いて、優しい気持ちで接することが大切ですね。
この考え方が、世の中から貧困をなくすことに繋がると考えます。
◎はたらくよろこび
荒木商会の関連法人で、就労継続支援A型事業所『はたらくよろこび』があります。
『はたらくよろこびを心で感じ、関わる皆様の幸せを追及すること』を理念に掲げ、スタッフ一人一人が福祉の専門性を高めると同時に、一丸となって利用者本位のきめ細やかなサービスの提供を行っています。
住み慣れた地域で生きがいを持ってその人らしい日常生活ができるように、そして一般就労を目指し、はたらくよろこびを感じられるように懸命に支援しています。
荒木商会との協働事業により、利用者さんが活躍できる環境を提供しています。弱い立場にある人たちも幸せになれるように取り組んでいます。
貧困は、心のゆとりを奪っていきます。心にゆとりがなくなると自分の事しか見えなくなります。ゆとりができれば、他の人にやさしい気持ちで接することができます。
言い換えると、経済格差がなくなり貧困が減っていくと、私たちが他の人からやさしくされることも多くなります。最終的には自分の幸せのために、他の人に対してもやさしくしていくことで、みんなが幸せになれる社会をつくっていきたいですね。